子育ての悩み、どこに相談したらいいの?

女性ケースワーカーが相談対応をしている様子 相談は力

身近な人にこそ相談しづらい子どもの問題はどこに相談すればいい?

児童相談所って? (最近では子ども家庭~など名称は様々)

「子育ての悩み、どこに相談したらいいの?」

近所の人や知り合いじゃ、誤解されたり、うわさが広まったり・・・

学校も友達関係が心配・・・

身近過ぎるとそんな心配がありますよね。そんな時、プライバシーを守り、相談できるところが児童相談所(自治体によって独自の別名称があります)です。

ところが、その児童相談所の評判や評価が低いことがよくあります。 なぜでしょう?

私どものような児童関連のホームは、その児童相談所から子どもを預かっていますから多くの相談員さん(ケースワーカーと呼ばれます)と接してきました。

原因がいくつかあると感じます。

①相談員はかなり多くのケースを担当しているため、一人ひとりにかかかわる時間が少なくなる。

②相談員としての経験が未熟な場合がある。

大学を出たて、或いは、児童と全く関係のない職域からの転勤もある

③そもそも子どもを保護しておく場所が児童相談所にはない

➡一時保護所というものはあるが、あくまで「一時」なので

最終的に預かってくれる居場所が必要

➡何とかして施設などに無理にでも入れざるを得ない

➡その子どもに適していると言える場がなくても入れざるを得ないことも

大都市圏では、最近では虐待通報が過剰となり、この傾向が強いと言えます。

それでも児童相談所

「子育ての悩み、どこに相談したらいいの?」でも、身近に相談しづらい、相談できる人がいない

そんな場合は、やはり児童相談所です。

秘密は守ってくれますし、別の相談場所につなげてくれることもあります。

 

或いは、こうしたネットなどを利用して複数あたってみて、信頼できそうなところを選ぶことも大切です。

例えば、Meta (旧Facebook) などに

発達障害や引きこもり、非行に関する経験者や家族の集いの場の発信があったりします。

 

けっして自分だけで抱え込まないこと

独りでかかえ込まないように気を付けてください。

相談は勇気がいることもあるでしょう。

        恥ずかしいと思うこともあるでしょう。

ただ、子育て、養育というものは、誰であっても手探りで

しかも子どもは一人一人違います。

 

専門家と名乗る私たちでも、正直、難しいと感じることは多いのです。

だから私たちも、文献に頼ったり、相談したりすることは多いのです。

ただ、姿勢として、難しくても、何が必要かをコツコツと地道に積み上げていくのです。

 

大人と同じく、子ども一人一人にも個性がありますから

養育にあたる人は誰であっても、その子には養育者一年生です。

相談できる、それは、誰もが必要な「力」です。

 

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