梵字サンドアートの守護と調和と浄化の力

梵字 守護の力
一文字それ自体に神仏の力が宿る・・・

梵字サンドアートの守護と調和と浄化の力

一文字それ自体に神仏の神聖な力が宿るとされる梵字。種子(植物の種)の意味を持ち、種から多数の花や果実が生まれるように、一文字の梵字はそれ独自の多くのご利益をもたらすとされ、経典や仏像、お守りなど仏教に関連する様々なものに使用されてきました。

梵字には守護梵字という十二支・生れ年の干支によって決まっている守り本尊八神の字があります。

子(ねずみ)年は、千手観音菩薩を指す「キリーク」⇒画像のもの

丑(うし)・寅(とら)年は、虚空蔵(こくぞう)菩薩の「タラーク」

卯(うさぎ)年は、文殊(もんじゅ)菩薩の「マン」

辰(たつ)・巳(へび)年は、普賢(ふけん)菩薩の「アン」

午(うま)年は、勢至(せいし)菩薩の「サク」

未(ひつじ)・申(さる)年は、大日如来の「パン」

酉(とり)年は、不動明王の「カーン」。

戌年(いぬ)・亥(いのしし)年は、子年と同じ阿弥陀如来の「キリーク」。

「キリーク」の守護本尊である阿弥陀如来は、限りない智慧と限りない命を持って人々を救い続ける仏です。極楽往生、現世安穏のご利益があるとされています。

「タラーク」の守護本尊の虚空蔵菩薩は、無限の智慧と慈悲で人々の願いをかなえてくださる仏さまです。成績向上、頭脳明晰、商売繁盛、技芸向上のご利益があるとされています。

「マン」の守護本尊の文殊菩薩は、公平無私の広い心をもって人々に永遠の幸福と悟りの智恵を授けます。学業向上や合格祈願といった学業成就等のご利益があるとされています

「アン」の守護本尊の普賢菩薩は、世界中の全ての場所に現れて慈悲の力で人々を救う賢者です。女性守護、息災延命、増益等のご利益があるとされています。

「サク」の守護本尊の勢至菩薩は、あらゆる災厄苦難を除き・将来への道が明るく開けるよう、福徳と長寿を授けます。家内安全、除災招福、智慧明瞭等のご利益があるとされています。

「パン」の守護本尊の大日如来は、すべての生き物の根本となる仏さまで、知恵と慈悲の仏徳で人々を悟りの世界へと導いてくれます。所願成就、現世安穏のご利益があるとされています。

「カーン」煩悩や悪行を滅し、人々を極楽浄土へ導かれます。除災招福、悪魔退散、厄除災難、現世利益等のご利益があるとされています。

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仏には位がある

仏には位があり、如来はあらゆる仏の師、仏の最高位にあり、真理に目覚め、悟りを開いた仏。如来を支える次の位が「菩薩」 で、将来、如来になることが決まっており、修行している仏です。明王は、 如来や菩薩が説いても聞かないような道を外そうとする者、ひねくれ者や悪い者を強く正します。

文字それぞれの仏の力で、心願成就や厄払い、運気向上、不安払拭、家内安全、商売繁盛、五穀豊穣、病気平癒など様々な功徳が得られるといわれています。

サンドアート

そして、サンドアートですが、これはアメリカン・インディアンが病気治癒の儀式として、神聖な儀式の際に地面に砂漠の砂や岩を削って描いたことが起源と言われます。

更に、このアートは「神が行き来する場所」という意味も持ちます。すべてのものと調和し、生きていく術を教えてくれるとされています。

浄化の力

梵字サンドアートは、満月の光を浴びた砂の浄化力で、干支梵字の持つ守護力とサンドアートの持つ調和力を保ち高めます。

月の満ち欠け それぞれの時期のテーマ

守護と調和と浄化の力で生きていく力を得る

砂を共に持つ梵字のサンドアートを身近なところに置くことで、守護神に守られ、すべてのものと調和し生きてゆく力が得られます。

そして、この守りと調和の力は、個体そのものだけでなく、アクセサリーなど身につけるものに込められた力、例えば誓いや念、絆などが衰えぬよう、新たなる力を与えます。

事八日(ことようか)をはじめ、大安、天赦日、一粒万倍日と重なる大安や天赦日に合わせ、意味や目的も考慮して力を得ると、より良いでしょう。

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